フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
まい 岡山大学
私にとってこの1週間はとても濃い1週間になりました。
私はこのボランティアには一人で参加させてもらったのですが、本当にメンバーにも恵まれ、思い切りボランティアを楽しむことができました。
初日の日にセブの街を歩いた時はそこら辺に野良犬がいたり、横断歩道に信号がなくて、手で車を止めながら道を渡らなくてはいけなかったりして日本との違いに少し戸惑いました。
でもその反面、歩いていたら「ハロー」と声をかけてくれたり、目が合ったら笑顔で挨拶してくれたりして、すごくこの国の人々の暖かさを感じました。
ボランティアをする前は子供の扱いに慣れていなかったため、少し不安に感じていたのですが、子供たちの方から笑顔で近寄ってくれたりお菓子配りの時に困っていたら、助けてくれる子もいて、とても楽しめました。
しかし実際、スラムやゴミ山などで暮らしている様子を見て、足場が悪いところに家があったりだとか、外でトイレやシャワーなどをすることによる衛生面の悪さや、大家族で経済的に苦しい家など、みんな様々な問題を抱えていました。
それにもかかわらず、そこに住む人々は全員笑顔で楽しそうに私たちに接してくれて、一瞬その場所がスラムであることを忘れてしまうくらいの明るさでした。
その地域の人の人柄がすごく良いなと思いました。
日本に比べても衛生面や経済面では決して良いとは言えない環境で自信を持って幸せだと言えるような生活をしていてうらやましいとも思いました。
このボランティアを通して一番印象に残ったことは、セブの人は幸せの基準を他人と比較して決めるのではなく、自分自身で決めているという点です。
そういったところは日本人も見習うべきところだと思いました。
支援していても逆にスラムの人たちから学ぶこともたくさんあって、とても充実した1週間になりました。
2020年3月
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