フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

来海 名城大学3年
 
私は元々、海外に興味があり、時間に余裕のある大学生のうちに海外に行きたいと中学生の頃から漠然と思っていました。
 
一緒に参加したボランティア仲間よりかは、明確な目的や思いがなかったと思います。
 
しかし、はじめての海外ではじめてのボランティアを経験して得たものがたくさんありました。
 
 
教科書や学校の授業、テレビで見ていることや聞いていることとは違っている事実がありました。
 
特に、貧困だからといって「不幸」というわけではないということです。
 
 
斉藤さんが仰っていたように『貧困の「基準」は決まっているけど、幸せの「基準」は決まっていない』ということです。
 
幸せの基準は、誰にでも決めることはできず、自分が「幸せ」だと思えば「幸せ」なんだと実感しました。
 
また、日本のような教育制度があること、受けていることは本当に当たり前じゃないんだと思いました。
 
 
普段、子どもと関わることはあまりなかったですが、フィリピンの子どもたちはすごくフレンドリーでとても寄ってきてくれてとてもうれしかったです。
 
 
私は、英語がすごくできるわけじゃなくて、子どもたちが英語で話しかけてくれてもうまく返すことができなかったりして悔しい思いをしました。
 
そのため、もっと英語を勉強したいという思いが湧きました。
 
 
一緒に参加してくれたボランティア仲間のおかげで、楽しみながらボランティアをすることができました。
 
また、皆に夢や想いを聞いて感化されました。
 
 
今回、国際ボランティアに参加したことで、たくさんのことを得ることができました。
 
実際に足を踏み入れなければわからないことがわかったし、自信をもって英語を話さなければ発音が悪くなって理解してもらえないこと、仲間のいることの大切さ、自分のおかれている環境が当たり前じゃないこと、貧
困の子どもたちが「不幸せ」ではないということ、などたくさんのことを学ぶことができました。
 
 
一歩、勇気を出してボランティアの申し込みをして本当に良かったと思いました。
 
日本に帰っても、子どもたちや貧困層の方に寄付をしたり、何か支援をしたり、家族や友達に話をしたりして、個人的に活動をしていきたいと思っています。
 
 
セブでのボランティアでの活動は、必ず人生の中でも物凄い良い経験になりました。

 
 
2022年8月
 
 

 
 

 
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