フィリピン セブ 国際交流ボランティア体験談

みほ

 

フィリピンでのボランティアを通して一番感じたのは子どもたちが人懐っこくて優しいことでした。

 

国が違っても言葉が違っても、ほとんどの子どもが笑顔を見せてくれて楽しくボランティアの活動にかかわることができました。

 

 

貧困層の子どもたちも学べて、職に就き安定した生活ができるようになって欲しいと思いますが、生まれた環境で親がやっていた仕事しかできないというのは辛いものがあります。

 

ゴミ山で生活している人たちが、望んでゴミ山を選んでいるわけではなく、代々そうだったからと言うだけで他を選べない事実。

 

 

環境も清潔ではなく、子どもはまだまだこれからなのにただ努力だけでは変えられないことが心苦しく思いました。

 

それでもあんな風に楽し気に笑顔を見せてくれていて本当にこの子はこれからの夢があるのかと考えてしまいました。

 

 

 

セブ市内のスラムの多さにも驚きました。

 

スラムがあることは知ってましたが、こんなにも多くの日本の昭和初期のイメージのような環境があるとは。

 

スラム街が火事になったら一帯が燃えてしまうのがわかります。

家と家が近すぎて燃えそうなベニヤ板で建てられている家が多く、消化活動をするのにも道が狭く車が入れない。
そして道端にはたくさんのゴミが積まれている。

 

 

スラムの環境と道徳を向上させていくにはやはり子どもへの教育が大切だと思いました。

子どもたちの笑顔に毎日元気をもらい、助けられた3週間でした。

 

2019年6月7月

 

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