食事配給活動

ボランティアは食事の配給から

海外ボランティアに参加するとその国々で食べられている食事、子どもたちに人気の料理がわかります。
そして食事の配給は最も現地の人たちから望まれている活動です。

 

日本にはフィリピン料理レストランは数少ないので、フィリピンの食事と言われてピンとくる料理はないと思います。

 

甘辛でパーベキュー味のフィリピン料理は日本人の口にとても相性が良いのでフィリピンに来たらぜひ試してみてください。

フィリピンの子どもに人気の食事はスパゲティ

グローリアセブではスラムやゴミ山に住む子どもたちに、毎週フィーディングと呼ばれる食事配給を行っています。

 

メニューはその日によって違いますが人気の料理は

スパゲティ
ホットドック
春巻き
焼きそば
お粥

 

お腹が満たされて、味付けの濃い食事が人気です。

 

スパゲティは甘いバナナケチャップで
チャップと言えばトマト、ではありません。
フィリピンではバナナを原料とした甘いケチャップが日常的。
見た目は赤くトマト色をしてますがバナナ原料なのでとにかく甘い。
このソースを麺に混ぜ合わせたスパゲティは子供たちに大人気です。

 

ホットドックはソーセージ
細長いパンにソーセージをはさむスタイルではなく、ソーセージとごはん。
フィリピンではパンはおやつで食事はごはん。
ホットドックはソーセージのことを指しています。

 

中華料理も人気
焼売や肉まんと並んで春巻きも一般な家庭で食べられている料理です。
フィリピンでは中華料理は手軽に食べられるスナックとして人気があります。
春巻きにバナナケチャップをたっぷり乗せてごはんと一緒に食べます。

 

麺類は間食として
春雨などの麺を甘いソースと絡めて炒める焼きそばも子どもに人気の料理。
麺類は間食やおやつとして親しまれています。

 

おいしいフィリピンのお粥
お米に鶏肉や野菜を混ぜ煮込んだフィリピンのお粥、ルガウは定番の食事。
塩味の効いたお粥は日本人にも十分おいしく食べられます。

 

アレンジとしてお粥にココアパウダーをまぶしたチャンプラドと言う料理も子供に人気ですが、こちらはちょっと甘すぎて日本人には微妙。

 

子供はどうやって食べているのか

貧困層の場合は家庭では基本的に手づかみ。

食べるのに合理的でスプーンやフォークを準備しなくても良いから。

路面店の食堂や屋台でもお皿に盛った料理を手づかみでたべています。

 

しかし子供の場合、汚れた手で食べ物を口に運んだり、食べた手をなめたりと不衛生ですので、ボランティアでの食事配給ではビニールの使い捨て手袋を一緒に配布しています。

 

普段使いなれていない手袋で少し食べにくそうですが、衛生面から手袋は欠かすことはできません。

 

海外ボランティアで大切な食事配給

子供にとって大切なことは教育と食事。

発育盛りの子供たちが適切な栄養を摂ることで、健全で病気に掛かりにくい体が創られていきます。
ボランティアでも食事配給にかかわる支援活動が多くなります。

 
 

セブのボランティア団体 グローリアセブでは、役場や小学校との共同作業でスラム街やゴミ山に住む貧困家庭の子供たちに温かな食事を提供しています。
 
 
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