セブのボランティア
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

光一 一橋大学 2年

 

セブのソーシャルボランティアのプログラムに参加した目的のうち最も大きなものは国家間、そして地域間の貧富の格差を肌で感じるという点でした。

 

初日に発言したように今後は大学で開発経済学を専攻する予定なので、その一助にでもなればと思っていました。

 

 

貧富の格差というワードからは悲しく、残念なイメージが見てとれ、今回のフィリピン訪問もそのイメージの確認という意味もあったと思います。

 

 

しかし、1週間の中で1番目にしたものは子供たちの笑顔であり、悲しいという感情は見てとれませんでした。
 
彼らは悲観することなく、元気に暮らしている。そんな姿に感動しました。

 

 

日本ではシャワー、トイレはいつでも利用できるし、食事も同様、ハエなどは一匹いただけで大騒ぎです。
 
正直、自分たちが情けなく感じました。

 

 

文明の利器を享受している我々こそが、そのような貧富の格差を実感し、それに配慮する必要があると強く思います。

 

 

私は昔から貧富の格差に注目して学問に励んできました。(特に教育分野)
 
 
今回、友人を誘い、共に“格差”について考えることができたのも大きな収穫でした。

 

しかしながら、この1週間で知り得たことがすべてだとは思いません。
 
もっと様々な国へ足を運ぶことが必要だと感じました。
 
そして初めて、あの素敵な笑顔を見せてくれた子供たちの境遇が理解できると思います。

 

 

自分一人の力では何もできないのは事実ですが、この状況を発信していくことはできます。
 
帰国したらSNSや会話を通じて今日まで感じたことを共有し、自分でできることを始めようと思います。
 
それが、あの子供たちにもっと素敵な笑顔を与えてくれると信じています。

 

 

貴重な経験の機会を与えてくれたグローリアセブの皆さん、斉藤さん、アイビー、そして仲間への感謝を忘れず、これからも貧困としっかり向き合っていきます。
 
 

2017年8月10日~16日
 
 
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