セブの子ども

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

愛菜  愛知教育大学2年

 

小学校高学年頃から「社会」という科目が好きで、自分が今住んでいる所や時代以外の世界はどうなっているんだろう?
と、いつも海外や他の時代に興味を持っていて、特に戦争期や発展途上国などの現状を知りたい、学びたいと思い続けてきました。
 

今回念願が叶いフィリピンのストリートチルドレンやゴミ山など普通に生きていたら関わることもないような場所に行き、実際に現地の子どもや母親とコミュニケーションをとることができました。
 
 
やはり何よりも一番強く感じたことは、

「皆楽しそうに生きているなぁ」

「明るいなぁ」
 
という印象でした。
 
 
前から色んなボランティア団体のメディアなどを通じて「発展途上国などの貧困な人々でも彼ららしく明るく生きている」ことなどは知ったつもりでいたけれど、実際に触れ合ってみると私が想像していた以上に明るく楽しく、子どもたちも無邪気に遊んでいるなぁと感じました。
 
 
さらに正直一番驚いたことは、生活は貧困であっても、世界中の情報は皆持っていてインターネットやスマホが意外と普及していたことでした。

 

お金がないからといってただ毎日食べるものなど必要最低限なものにしか使わないのではなく、コツコツ貯めたりもしているのかもしれないけれど、スマホなども手に入れたいという気持ちは、日本人と何ら変わらないなと思いました。

 

 

そしてフィリピン人と日本人では幸せの価値観も違うことを目の前で実感したり斉藤さんの話を聞いたりして知りました。
 
 
そこで感じたことは、日本人はいつも他人と比較したりもっともっと…。
 
と理想を掲げてはいつもそれを追い求めるような民族で、小さい幸せに気付きにくいのかな。

ということでした。
 
 
私自身も日本人的性格がかなり強いですが、今回セブのボランティアでフィリピン人のマイペースさ、小さな幸せを大事に生きている性格を目にして、もう少し肩の力を抜いて将来ばっか気にしてせかせかせず今をもっと楽しんでもいいのかなと感じました。
 
 

本当にフィリピンの人たちに学ばされたことが沢山ありました。
 
この経験を周りの友人と分かち合ったり、自分はこれから人類学を学びもっと色んな世界を目にしてく上でも一つの貴重な経験として心、身体に刻んでおきたいと思います。

 

その時までにはもっと英語もペラペラにして今回深くまで聞けなかった話も聞きたいし、今回以上に人々と触れ合ったり、できることなら数日間でも生活を共にしたりもしたいです。
 
 
とにかく今は日本に帰ったら家族や友人に「フィリピンの人たち本当に優しいし楽しそうだし、私も現地の人と一緒に暮らしてみたいって思えるくらい幸せそうだったよ!」と色んな写真を見せながら話したいです。
 
 
でもやっぱり、スラムは衛生的には良くないところであることは間違いないので、やはりこれから私もボランティアなどに参加するような形でもいいので、貧困の人々の生活環境を整えるお手伝いや食事配給などをしていきたいと思いました。
 
 

本当に貴重な経験ができました。

 

2017年9月14日~9月20日
 
 

 
 
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