フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ひろと 福岡大学
 
セブ島でのボランティアは友達に誘われて参加したので、フィリピンの貧困事情やボランティア活動が行われていることを知りませんでした。
 
実際に参加してみて、1日目は本当に衝撃的でした。
山のスラムでは今回の1週間で訪れた中では家も立派だったし場所自体も綺麗だったように感じました。
 
午後に訪れた海沿いのスラムはゴミもたくさん落ちていたし、匂いも強烈でした。
 
その中でも子供たちは嫌な顔をせずに無邪気に遊んでいる姿を見てすごいなというのを感じました。
 
 
2日目はN G Oが支援しているロレガという場所に行き、2つの家に家庭訪問に行きました。
 
そこで私が「私たちにできることは何かありますか?」という質問したところ、「祈るだけ」という答えが返ってきした。
 
 
私は
「お金が欲しい」
「もっと綺麗な家を建ててほしい」
「もっといい暮らしができるような支援をしてもらいたい」
 
といったような答えが返ってくると思っていたけれど、実際は違いました。
 
 
 
午後は青空教室に参加しました。
そこでは子供たちの学ぶ姿勢にとても感銘を受けました。
 
 
自分たちは当たり前のように学校に行って勉強していますが、フィリピンの子供たちにとっては当たり前ではないということを学びました。
 
そのためこれからは、私は大学の授業はしっかり一番前で受けようと思いました。
 
 
 
3日目の午前はガラス山に行きました。
 
ここでは食事配給をした時、一人の子供が周りにいた犬に自分の食事を分けていました。
それを目にした時に自分もお腹空いているのに、動物のことも大切にできるのだと思いました。
 
 
午後にはゴミ山に行きました。
ゴミ山は、1週間の活動の中で一番衝撃を受けました。
 
 
匂いももちろんですが、あんなにたくさんのゴミがある中に家が建っていることに驚きました。
 
 
最終日は保育園に行きました。
この付近は家も比較的、しっかりしていたように感じました。
 
 
 
この1週間の活動して見て、ボランティアの印象が180度変わりました。
 
自分が子供たちに元気を与えないといけなかったのに、気がついたら自分が元気をもらっていました。
 
 
今回の自分は力不足だったし、まだまだやり残したことがあるので、来年もっと色々な面で成長して、フィリピンに戻ってきたいと思います。

 
 
 
2020年2月
 
 
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