ゴミ山での物資配給活動

海外ボランティアは、今や一部の特別な学生だけのものではありません。
最近は「大学生のうちに海外ボランティアに挑戦したい」「将来につながる経験を積みたい」と考える学生が増えています。
一方で、不安や迷いから一歩を踏み出せない人も少なくありません。


この記事では、フィリピンで支援活動を行っている国際NGO団体「グローリアセブ」の視点から、海外ボランティアに大学生が参加することで得られる具体的なメリットを9つに整理して解説します。


自己成長、価値観の変化、将来のキャリアへの影響まで、実体験に基づくリアルなポイントを分かりやすくまとめました。
海外ボランティアに興味はあるものの迷っている大学生はぜひ参考にしてください。

春休みに参加できるフィリピン セブ島での海外ボランティア

1.現地のリアルな課題を五感で理解!座学では得られない実体験の学び

海外ボランティアを大学生が経験する最大の意義は、途上国のリアルな社会課題を体感的に理解できる点にあります。
テレビやインターネットの画面越しでは決して伝わらない、フィリピンなどの途上国の貧困や教育格差といった問題を、自分の五感を通じて深く感じられます。
これは、大学の講義で知識として得る学びとは異なり、行動や感情を伴う「実体験」です。


社会の仕組みや課題を肌で理解し、机上の空論ではない生きた知識と洞察力を身につけることができます。

2.困難を乗り越えて身につく!問題解決能力と自己理解の深化

日本のようにすべてが整った環境から離れ、フィリピンのボランティアに挑戦することは、まさに意識改革のチャンスです。
現地の人々が厳しい状況下でどのような知恵と工夫を凝らして生活しているかを目の当たりにし、前向きな姿勢に感銘を受けるでしょう。


また、想定外の出来事に直面する場面も多く、その都度考え行動することで問題解決能力が自然と鍛えられます。

この経験を通して「自分は何ができて、何が足りないのか」を知ることは、大学生としての自己理解を深め、将来の成長の大きな土台となります。

3.多様な価値観に触れる!視野を広げる異文化受容力

セブ島ボランティアは、あなたの多様な価値観を大きく揺さぶり、受け入れる力を養います。
日本とは異なる文化、生活習慣、そして人々の考え方に直接触れることで、「自分の常識は世界の常識ではない」と気づかされます。
この異文化環境での生活は、固定観念を打ち破り、物事を多角的に捉える視野の広さを与えてくれます。


大学生のうちに異文化交流を深く経験することは、グローバル化が進む社会で必須のコミュニケーション能力と受容力を高める最良の方法です。

スラム街の家庭訪問

4.フィリピンで生きた英語を習得!実践的なコミュニケーション能力

フィリピンはアジアの中でも英語の公用語化が進んでおり、海外ボランティア活動中や日常生活のあらゆる場面で実践的な英語を使う機会に恵まれます。
現地の学校やコミュニティでの活動を通して、英語を「読む・書く」ためではなく、「伝える・理解する」ための生きたコミュニケーション能力が自然と鍛えられます。
特にボランティア活動は、語学留学とは異なり、実社会の中で英語を使いますので英語力の向上に大きなメリットとなります。

5.日常の「当たり前」に感謝!日本の恵まれた環境の再発見

海外ボランティアの経験は、日本の豊かさを再認識するきっかけとなります。
フィリピンの厳しい現実を肌で感じることで、日本では電気や水道、食事、そして教育が当たり前のように享受できていることへの感謝の気持ちが生まれます。

自分の「当たり前」が「当たり前ではない」ことに気づき、日常生活に対する意識が大きく変わるでしょう。


この経験は、大学生が社会に出てから物事を相対的に捉える力を養い、日本という国を客観的に見つめ直すための貴重な視点を与えてくれます。

6.将来の進路を見つめ直す!キャリア設計の貴重なヒント

海外ボランティアは、大学生にとって将来の進路やキャリアを深く考える絶好の機会です。
フィリピンの現場で社会課題を体感し、日本とは異なる働き方や価値観を持つ人々と交流することで、自分が本当にやりたいこと、解決したい社会問題が見えてきます。
この経験は、単なる社会貢献に留まらず、自分の生き方や仕事に対する軸を定めるのに役立ちます。
就職活動を控える大学生にとって、自己分析を深め、将来の目標を具体化するための強力なサポートとなります。

セブ島のゴミ山

7.国境を越えた絆!一生涯の仲間と国際的な人脈を築く

海外ボランティアでは、共通の目標を持った仲間や、心温かい現地の人々との間に深い絆が生まれます。
大学生として集団生活を送る中で、協調性やコミュニケーション能力が向上し、多様な文化背景を持つ人々と協力する力が身につきます。
国籍や年齢、バックグラウンドを超えたこの国際的な人脈はこれからのあなたを支える大きな財産となるでしょう。


グローリアセブのボランティア参加者は、帰国後もボランティアで知り合ったフィリピン人やボランティア仲間と連絡を取り合っている人が少なくありません。

8.就職活動で圧倒的な強みに!行動力と主体性を具体的にアピール

独自性の高い海外ボランティア経験は、大学生の就職活動において強力な差別化ポイントとなります。
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)として、フィリピンでの具体的な活動内容や、困難を乗り越えた経験を語ることで、行動力、主体性、異文化適応能力を明確に示すことができます。


特に、SDGsへの意識が高い現代の企業は、途上国の課題に真摯に向き合った学生を高く評価する傾向にあります。

9.大学生だからこそ挑戦できる!費用を抑えた濃密な自己投資

まとまった休みが取れる大学生の春休みや夏休みこそ、海外ボランティアに挑戦する絶好の機会です。
社会人になると、これほど長期で海外へ出ることは極めて難しくなります。
1週間程度の短期のプログラムを選べば、語学留学に比べて費用を抑えながらも海外生活や異文化交流を濃密に体験できます。


日本から最も近い途上国フィリピンなら直行便で片道約4時間。
格安航空会社(LCC)のフライトも就航していますので時間も費用も節約できます。

まとめ

この記事では、大学生が海外ボランティアに参加することで得られる、9つのメリットをご紹介しました。
海外ボランティアは単なる社会貢献活動ではなく、問題解決能力、多様な価値観の受容、そして主体性や行動力といった、将来役立つスキルを磨くための最高の自己投資であることが、ご理解いただけたかと思います。

特に、フィリピンセブ島での活動は、英語力の向上と異文化理解を同時に実現できる非常に効率的な選択肢です。

大学生という自由な時間がある今こそ一歩踏み出す絶好のチャンスです。

「行ってみたいけど、初めてだから不安…」
「どのプログラムが自分に合っている?」
とまだ迷っている方もいるかもしれません。

まずは、具体的な活動内容や費用をチェックして、海外ボランティアへの第一歩を踏み出してみませんか?

フィリピンセブ島ソーシャルボランティアのページから簡単に資料を請求していただけます。
あなたの人生が変わる体験が、すぐそこに待っています!